マックス都市伝説


カテゴリ:世界の都市伝説

1945年9月10日。アメリカ・コロラド州の農家で、一羽の雄鶏がその日の食卓に上がるため、家人によって首を切断された。

通常、切断されてから数秒は体が大きく痙攣し、暴れ回るのだが、この雄鶏はいつまで経っても動きが止まらない。家人はその首なし鶏を呆然と見つめていたそうだ。

とりあえずそのまま小屋の中に戻し、様子を見ることにした。翌日、とっくに冷たくなっているであろうと家人が小屋を覗くと、なんとあの鶏がしっかりと生きている。
【アメリカで最も有名な鶏】の続きを読む

1901年8月10日。イギリス・ケンブリッジ大学の学長シャーロット・モーバリーは、同大学の副学長と共にベルサイユ宮殿の見物に興じていた。

「美しいですねえ学長」などとお定まりの会話をしながら、この2人は庭を闊歩していたのだが、ふと周囲の喧騒が目立ってきた。

他にツアーで団体が訪れているのかも知れないと、そう気にはしていなかったのだが、どうも怒声やら銃声、剣戟の音のようなものも聞こえてくる。
【時空移動】の続きを読む

19世紀の終わり頃、ロシアの調査捕鯨船カタリナ号が、悪天候の中、氷山と衝突してしまい、北極海のど真ん中で座礁してしまった。

カタリナ号の船長以下8名は、幸いにも氷原に面していたために船を放棄し、僅かな食料と酒を持ってコンパスだけを頼りに死と隣り合わせの漂流生活を開始した。

ひたすら真っ白の氷原を歩いていくが、どこまで行っても何も見えない。中継地点のコテージまで行けば通信機器があるので、彼らはそこを目指していた。
【遭難の果てに】の続きを読む

1970年頃、世界中で「100年カレンダー」なるものが流通した。発売元はアメリカのある企業である。

このカレンダーはその名前にもある通り、1970年から2070年までの100年分のカレンダーを1枚のポスターにした、変わった商品である。

正直、日常生活において、これほど意味の無い無駄なアイテムはない。しかし物好きはいるものでこの「100年カレンダー」はそこそこ売れたのだという。
【自殺誘発カレンダー】の続きを読む

2009年、火星で、NASAの火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)があるものを発見した。

それは最低5メートルはある長方形の石柱状の謎の一枚岩である。

どんなものか想像がつくだろうか。

若い方はご存じないかもしれないが、これは映画スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」に登場する、月のモノリスにそっくりなのである。
【火星のモノリス】の続きを読む

ヒサルキという妖怪が、近年話題になっている。元々古くから山で生計を立てていた者には認知されていたようだが、要は不定形の怪物のようだ。

大抵動物の皮を被っているとされ、犠牲になるのはほぼ猿だ。ヒサルキは「被猿忌」と書くという。居るだけで山を死に至らしめるというまさに災厄だ。
【海外版ヒサルキ】の続きを読む

1996年12月2日。イギリスの気象研究者らが、上空を真っ青な輝く霧のようなものが轟々と渦巻いているのを発見した。

それは遥か高空で回転し続けている。研究者ら十数人は、その異様に不安を隠せなかったが、すぐに消えるだろうと話していたという。

しかし、予想に反して2日経ってもそれは消えることはなかった。徐々に上空の現象に興味を持ち始めた彼らは、観測用の気球を飛ばして接触させてみることにした。
【旧世代の遺物】の続きを読む

ゲームやファンタジー映画には、空飛ぶ船が登場する。

大抵魔法の力だとか、船の真後ろのエンジンなどで飛行しているのだが、これは勿論現実には実現不可能な技術だ。

だが、不思議なことに、飛ぶはずのない物体が飛行しているのを目撃した人物は、世界中に大勢存在する。

12世紀のアイルランド。クロエラの町にあった教会では、その日ミサが執り行われていた。教会の中で人々が祈りを捧げていると、突然建物全体が大きく揺れた。
【世界中で目撃される空飛ぶ船】の続きを読む

聴いただけで自殺したくなるレコードというものが存在する。有名なのは「暗い日曜日」。もうタイトルだけで沈んだ気持ちになってしまいそうだ。

似たようなものに、聴いただけで死んでしまう物騒なものがある。これは音楽というよりも、特殊な旋律を組み合わせたものである。

これを水中で演奏すると、そのとき近くにいるイルカが悶え苦しんで死んでいくのだ。
【聴けば死ぬレコード】の続きを読む

ゴルフを嗜む者にとって、1度は経験したいと思える最高の栄誉は、マスターズの連続優勝でもなく、たった1回のホールインワンであるという。

ホールインワンとは、最初の1打でボールをカップインさせる神がかり的な技で、俗にエースと呼ばれる。
【世界最高の成績】の続きを読む

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