北朝鮮は軍隊を何よりも優先させる「先軍政治」の体制をとっている。

そのため兵隊の人数も半端ではない。
日本の『平成23年版防衛白書』では、総兵力は120万人とされている。韓国軍の66万人に比べても圧倒的に多い数字だ。

北朝鮮の国民の5%が軍人なのだそう。
兵役も10年とものすごい長さだ(韓国は2年弱)。

そんな軍事優先の北朝鮮だが、なんとその軍隊「朝鮮人民軍」は無用の長物なのではないかと見られている。

実は北朝鮮、大変な石油不足にあえいでいるのだ。
軍用の石油が年間40万トンしかなく、まったく足りていない。

つまり朝鮮人民軍は兵力(人数)から見ると相当強い軍隊に見えるが、そもそも「戦争ができない」軍隊なのではないかと疑問視されている。

中国・ロシアが支援でもしない限り、ガス欠で全く戦いにならないのではないかと見られいているのだ。