なんと北に戻りたがっている脱北者が多くいるという。

脱北者は、北朝鮮を脱出したあとバラ色の人生を送れるようになったかというと、そうではない。

彼らは教育程度も低く、ビジネスにおける競争意識、収益意識、労働意欲なども欠けているため、韓国で仕事をしつづけることが難しいのだ。

5人に1人しか仕事を持てていないと言われており、政府からの支援金で生活したり、犯罪に手を染めてしまう人たちも多くいるようだ。

また子どもたちも同様で、不良となって事件を起こしてしまう子などもいるようだ。

そんな苦しい現状があるため、とある調査によると、脱北者の33%が「北朝鮮が処罰しないなら帰りたい」と考えているという。

命がけで脱北した上でさらに脱南を考える彼らの境遇。
なんとかわいそうなことだろうか。