白頭山(はくとうさん)。

北朝鮮随一火山で、中国吉林省と北朝鮮両江道の国境地帯位置する。標高は2,744mとかなりの高さだ。

実はこの白頭山。
あまり知られていないが、10世紀にここ2000年間の中で世界最大級とも言われる巨大噴火を起こしている。

その火山灰は日本の東北地方にまで降り注いだというのだから、その規模が伺いしれるというものだ。

また9世紀にも相当な規模の噴火を起こしていると見られており、つまり白頭山はそれなりに危険性の高い活火山ということだ。

そして現在、白頭山が近いうちに噴火するのではないかとする見方が存在する。

02年以降地震の回数が10倍に増えたり、火山ガスが噴出したりしているためだ。

とある学者は、2014〜2015年に噴火するのではないかと見ているという。

白頭山に大噴火が起こると、火山灰の影響で地球規模の災害になる恐れがあるという。

北朝鮮の体制崩壊は意外にも災害によって引き起こされる可能性もある。