偉大なる国家忠勇である北朝鮮の兵士たち。少ない物資をなんとかやりくりし、飢えを凌いでいる兵士たちだが、その実情は酷いものだという。
いくら国家に仕える兵士たちであっても、その恩賞や見返りは非常に粗末なものであるのだ。

肉も食えず、自由もない。酷い話になると労働施設で酷使されている家族のことを想いながら、その家族を苦しめる連中に仕える者だっている。

さて、非常に痩せた土地で寒さも厳しい北朝鮮では、どのようにしてこの寒さを耐えているだろうか。

20年前、北朝鮮軍上佐にいたが韓国に来たチェ・ジュファル国家安保戦略研究所研究委員は、

「私の経験だけではなく、最近の北朝鮮内部の知らせを総合的に見たとき、 寒さに耐える力は北朝鮮軍のほうが上」と主張した。

彼は「厳しい寒さが近づくと、一線の戦闘部隊は山へ行って薪をあつめて暖を 取る」とし「韓国のように防寒服も支給される」と伝えた。

ただ、特殊部隊員や飛行士、潜水艦や狙撃旅団要員、戦車部隊員らには、綿入りの防寒服が支給されるが、一般兵士らには軍の毛布や下着、綿が入っていないぶ厚い布地の冬服が支給されるという。

チェ委員は「一部兵士が異なる兵士らの冬服を売って、 食べ物を得ようとするせいで、ある中隊では2〜3人ほど真冬でも夏服を着て耐えていた」と話した。

北朝鮮将兵の防寒の要はビニール袋だ。チェ委員は「哨兵らが潜伏勤務に出る時は、ビニール袋を被って風を防ぐことはよくある風景だった」と回想した。

どちらにしても、貧しいのに変わりは無い。