マヤ暦が今年2012年12月までしかないので、これを終末論に結び付けている人々が世界中で増えている。一時期の1999年地球滅亡論とよく似ている。
あの時も度々雑誌では特集記事が掲載され、テレビでもスペシャル番組が放送されていた。結局何も起こらなかった。当然だ。地球の寿命はあと数十億年と目されている。ただ、2012年問題を見ていて思うのは、あくまでも終末論ばかりがメディアに躍るという現実の不可解さである。何故、より派手な滅亡論を提唱して雑誌なら部数、テレビなら視聴率に還元しようとしないのか。民衆は1999年のことなどとうに忘れているというのに。


映画「2012」では、数々の天変地異によって地球の環境が激変し、最後には残された僅かな人々が巨大な舟で水害から逃れるというシーンが飾られているが、これを観ていて、きな臭さに辟易した方も多いことだろう。

この世界を支えているのはユダヤ・マネーとそれを統括するユダヤ人である。これは厳然たる事実だ。

そして彼らの中には人口の削減を唱えている者も数多い。結論から言えば今年、天変地異など起こるはずがない。だが各地で環境破壊による異常気象は相次いでいる。もしかするとユダヤの権力者らはこれを聖書の一文のように利用するつもりなのかもしれない。

すなわち、人為的な災害を引き起こすという危険性があるということである。人口の増加に歯止めを利かせることの出来ないユダヤ人が、降って沸いたマヤ暦の話を利用して、自然の所業と称して何らかの手を下す。そうした危険性を孕んでいると指摘する人物は少なくない。